まだまだ暑いですね。
当社は4日間の夏休みをいただいておりまして、本日より営業再開です。
みなさま良い休日を過ごせましたでしょうか?
さて、前回に引き続き、札幌市手稲l区西宮の沢の新築現場の様子をご紹介いたします。
「杭工事」が完了すると、「基礎工事」という工程に入ります。
「基礎」の仕様については工法がいくつかありますが、当物件では「布基礎」という工法で施工しました。
「布基礎」は建物の外周と、内部の間仕切壁や、柱の等の加重が大きくかかる部分の下に施工します。鉄筋コンクリートで出来ており、塀のように、地面に対して垂直に立ち上がり、断面はTの字を逆さにしたようになります。
工程としては、まず路盤を掘り下げ(掘削といいます)、砕石を入れ転圧(固めること)します。
掘削する深さは、基礎の深さによりますが、基礎の深さは「凍結深度」(凍上の影響を受ける深さ)により設定します。
これは、冬期間路盤が凍結した場合、基礎が浅いと凍上により建物が持ち上がる可能性があるからです。
この「凍結深度」は地域により異なり、ここ札幌の凍結深度の目安は60cmとなっております。そうすると、基礎の深さは60㎝は必要となりますので、基礎の下に入れる砕石の厚み分を合わせると、80cmは掘り下げることになります。
ちなみに、雪の少ない道東方面では凍結深度が120cmなんて地域もあります。
路盤の堀削と砕石の転圧が完了すると、コンクリートの基礎の内部に入る鉄筋を組み立てます。
鉄筋を組み終えたら、逆さTの字の底辺にあたる「ベースコンクリート」を打設しますが、コンクリートを打設してしまうと、この鉄筋部分が隠れて見えなくなりますので、鉄筋の太さやピッチ、組み方に問題が無いかの社内検査を行い、確認検査機関の検査員も現場に来て検査を行います。
問題無く検査に合格すると、「ベースコンクリート」を打設します。
数日後、基礎の型枠を組み立て、型枠の中にコンクリートを流し込みます。
打設時には、下の写真の様な「アンカーボルト」 という、「基礎」と「土台」を繋ぎ合わせる為のボルトを埋め込みます。
型枠の中の左側と下側に水色に見えているのは断熱材です。
当社の場合、「基礎断熱工法」を採用しております。
建物の断熱性を高める為、基礎の外側から断熱を施すことによって、基礎の内部への冷気の伝わりを抑えます。
強度が出るまで硬化するのを待ってから、型枠を解体し、車庫内や玄関ポーチ部分のコンクリートも打設。その後、掘り起こした路盤の埋め戻しを行います。
これで「基礎工事」は完了です。
次回はいよいよ大工さんの出番となります。
住宅事業部 sugano


