こんばんわ
日々夏らしくなってきておりますが、まだまだ夜は気温が極端に下がります。
みなさん体調管理は十分に気をつけてください。
それでは前回に引き続き進捗状況をお伝えします。
△屋根も板金を貼り雨漏りの心配が無くなりました。

△屋根の断面です。下地材と板金材の間に断熱材を入れることにより
結露を防止する効果があります。写真で見ると白い部分にあたります。
結露を防ぐことにより木部の腐食を防ぎます。
△バルコニーは、防水処理の前に、防水層を安定し接着させるため
スレート板と呼ばれる特殊な材料を木材の上に貼り付けます。
このことにより防水層の剥れを抑止します。
△防水にはウレタン防水・アスファルト防水等様々な防水がありますが、
一般的に住宅にはFRP防水と呼ばれる工法が用いられます。
この防水は非常に強度が高く、木造などの動きのある構造に
適しています。耐久性も高く、長持ちする防水です。
板金と防水処理が終わり雨が浸入する心配がなくなったところで、
いよいよ本格的に内部作業が進行していきます。
△内部作業の始まりは床の造作を行います。土台の
間に30ミリのポリスチレンフォーム+105ミリのグラスウール
を隙間なく入れていきます。

△断熱材を隙間なく入れ0.2ミリのビニールを貼り28ミリの合板を
貼っていきます。柱の立っている箇所は防水気密テープを使い密着
させます。

△床下から見るとグラスウールの下に、もう一層断熱材が
敷き詰められているのがお分かりになると思います。
断熱2重構造により床からの冷気を完全に遮断します。
△床の造作が終わり、続いては壁面の断熱作業。

△隙間なく断熱材を入れていきます。どんなに密度の高い
材料を使っても隙間だらけでは意味がありません。神経をつかい
入れていきます。
△外壁面の電気BOXの箇所は気流が発生する恐れがあるため
BOX自体にビニールカバーを取付け風の進入を防ぎます
△床と同様に断熱材を入れ終わった後にビニールを貼りラップします。
△天井の下地は通常455ミリ
間隔で行いますが、
弊社は303ミリ
間隔で下地を入れていきます。下地の間隔を
短くすることにより
頑丈な作りになります。
△屋根に接する天井部分は、外壁面と同様にビニールでラップを行います。
床・壁・天井を全てビニールで包むことにより気密性能を高めます。
△屋根に接する天井にはブローイングという細かくした断熱材を300ミリ
の厚さで吹き付けます。ビニールと同様に床・壁・天井に断熱材を入れる
ことにより家全体を包み込みます。
断熱工事が終わった所で

△壁を作る前に、ユニットバスの組み立てを行います。
洗い場・浴槽・壁・天井それぞれ各パーツに分かれている
物を現場で組み立てていきます。
組立作業は、たったの1日で完成します。
△何もなかった空間にあっと言う間に、お風呂が出来上がりました。
こんな工事も同時進行しています。
△現在は住宅でも
、24時間換気が義務付けられています。
写真にあるようなたった1台の機材を取付ることにより家
全体の換気をまかなうことが出来ます。
電気代も月に換算するとコーヒー1缶(120円)ほど
しか掛かりません。
このような設備工事が終わった後は、フローリング材を貼り始めます。
△1枚1枚慎重に隙間無く貼っていきます。貼った後は
すぐに養生を行う為、お披露目はまだまだ先になります。
・・・工事が順調に進行している中で・・・
△和室の床の間に使用する棚板の視察に木材店に訪問していました。
一般に流通している棚材と違い、それぞれ特徴があるため、使用する
棚材の選定に時間が掛かりました。仕上りをお楽しみに!!
今回はここまで
現在内部では壁・天井の石膏ボード貼り作業が進行中ですので、内部の空間のイメージが
解ってくると思いますので、お楽しみに。
それではまた・・・
工事課 K