「新築工事」施工中物件最新情報: 2009年10月アーカイブ

札幌市手稲区の新築現場で施工中の、「基礎工事」の続きをご紹介します。

 

前回ご紹介した鉄筋の組み立てが完了し、基礎の最下部となるベースコンクリートを打設した後、基礎の型枠を組み立てます。

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型枠の中に水色に見えているのは断熱材です。

当社の場合、基礎は「基礎断熱工法」を採用しております。

建物の断熱性を高める為、基礎の外側から断熱を施すことによって、基礎の内部への冷気の伝わりを抑えます。

せっかく断熱しても基礎換気口を設けてしまうと、そこから寒気がどんどん入ってきてしまうので、換気口は設けず、機械換気により、強制的に換気を行います。

型枠が組み終わったらコンクリートを打設し、強度が出るまで硬化するのを待ってから、型枠を解体します。その後、掘り起こした路盤の埋め戻しを行います。

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階段や玄関ポーチ部分の土間になる部分についても、同様に鉄筋、型枠を組み、コンクリートを打設します。

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当社の場合は、基礎の内部にも防湿コンクリートを施します。

湿気が上がるのを防止する目的ですが、建築後の床下の点検時など、土まみれにならずに済むので助かります。

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これで、「基礎工事」は完了。

この後の工程は、「躯体工事」(柱や梁等の骨組みを組む工程)となります。

いよいよ大工さんの出番です。

ここ札幌市手稲区内の新築現場では、「杭工事」が無事完了し、「基礎工事」が始まりました。

 

「基礎」の仕様については工法がいくつかありますが、当物件では、一般的な「布基礎」を採用しました。

「布基礎」は建物の外周と、内部の間仕切壁や、柱の等の加重が大きくかかる部分の下施工します。鉄筋コンクリートで出来ており、塀のように、地面に対して垂直に立ち上がり、断面はTの字を逆さにしたようになります。

工程としては、まず下の写真の様に路盤を掘り下げ(掘削といいます)、砕石を入れ転圧(固めること)します。

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掘削する深さは、基礎の深さによりますが、基礎の深さは「凍結深度」(凍上の影響を受ける深さ)により設定します。

これは、冬期間路盤が凍結した場合、基礎が浅いと凍上により建物が持ち上がる可能性があるからです。

この「凍結深度」は地域により異なり、ここ札幌の凍結深度の目安は60cmとなっております。

そうすると、基礎の深さは60㎝は必要となりますので、基礎の下に入れる砕石の厚み分を合わせると、80cmは掘り下げることになります。

ちなみに、雪の少ない道東方面では凍結深度が120cmなんて地域もあります。

 

上の写真の、白くH型に見えているのは、先日打ち込んだ「H型杭」の頭の部分で、この上に基礎が乗ることになります。

 

路盤の堀削と砕石の転圧が完了すると、コンクリートの基礎の内部に入る鉄筋を組み立てます。

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鉄筋を組み終えたら、逆さTの字の底辺にあたる「ベースコンクリート」を打設しますが、コンクリートを打設してしまうと、この鉄筋部分が隠れて見えなくなりますので、鉄筋の太さやピッチ、組み方に問題が無いかの社内検査を念入りに行います。

また、現在加入が義務付けられている、「住宅瑕疵担保保険」の保険機関(住宅瑕疵担保責任保険法人)の方でも、専門の検査員が検査を行います。

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ベースコンクリートが固ったら、立ち上がり部分の型枠を組み立てます。

続きはまた来週お伝えします。

 

今日は、先日施工した「杭工事」の様子をお伝えします。

 

「杭工事」は建築地の地盤が良くない場合に、建物の「不同沈下」(軟弱が地盤が沈下し、建物が傾いたりすること)を防ぐ為に行います。

工事に着手する前にボーリング調査を行い、基準値を満たす硬さの地盤までの深さを割り出しておきます。

その深さに到達する長さの杭(電柱のようなものです)を打ち込み、施工後は、その真上に建物の基礎が乗る様になります。

杭の形状はいくつか種類がありますが、今回は下の写真のようなH型のコンクリート杭を使用しました。

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必要となる杭の長さや本数は、建物の規模や地盤の状況により異なります。

こちらの建築現場では、11.5メートルの杭を30本以上打ち込みました。

気になるのは費用だと思いますが、この現場ではだいたい90万円ほどかかりました。

この「杭工事」が必要か否か、どの程度必要かによって、同じ1000万円の土地を購入するとしても、建物にかけられるお金が大きく変わってきますので、土地の購入を決める前に調査をしておく必要があります。

調査については、購入後であれば実際の建築地でボーリングを行えますが、購入前であれば他人の土地に穴を開けることになるので、なかなか許可してもらえません。

そこで、過去に近隣で杭工事を行った際のデータを参考に、杭工事の必要性の有無、必要であればおおよその費用を割り出します。

 

工事の手順ですが、まずクレーン車の様な杭打ち専用の重機のドリルで、硬い地盤の層まで穴を開けます。

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その後、コンクリート製の杭をクレーンで持ち上げ、ドリルで開けた穴に落とし込みます。

杭打ちというと、おばけみたいなハンマーで「ドーン!ドーン!」と打ち込むイメージがあると思いますが、事前に開けた穴に差し込むだけなので、スススーっと軽~く入っていきます。

 

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その様子を見ていると、いや~に軽く入るので、こんなに地盤が軟らかいのかと、心配になってしまう方が多くいらっしゃいます(笑)

この1連の作業で、1本あたりの作業時間はたったの約5分。早いものです。

 

全ての杭が打ち込まれ作業終了。

次の工程は、いよいよ「基礎工事」となります。

 

 

 

手稲区の新築現場の進捗状況をお伝えします。

 

下の写真は「遣り方(やりかた)」という工程です。

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建築現場でよくご覧になるとは思いますが、「遣り方」とは基礎工事に入る前に、建物の位置や高さを割り出すための基準となるもので、基礎工事が完了すると必要が無くなるので撤去されます。

新築工事の現場で、ご近所の方に「ここまで建物がくるの?」と聞かれることがよくありますが、たいていは1mほど離して施工しますので、実際の建物はもっと内側に入り小さくなります。

この「遣り方」が悪いと、基礎の位置が計画とずれたり、直角や水平が取れていないなんてことになりますので、一時的な工事ですが、大変重要な工程となります。

 

「遣り方」が完了すると、基礎の正確な位置や高さを測量し、地盤の良い建築地であれば、この後「基礎工事」に入ることになります。

こちらの建築地では事前に行われた地盤調査により、通常の基礎工事では沈下のおそれがあると判断していたため、「杭工法」による補強工事を行うことになっております。

 

来週は「杭工事」の様子をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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