窯業系サイディングの塗装について その①

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外壁材には乾式工法のサイディング系のものや、湿式工法のモルタル壁やタイル等様々ですが、ここ十数年、北海道の住宅では「窯業系サイディング」が多く採用されてきました。

「窯業系サイディング」はセメントやけい酸カルシウムの原料に繊維質材料を混ぜ硬化させたもので、施工性が良く、デザインも豊富な外壁材です。

新築やリフォームでこのサイディングを採用し、既に10年以上経過しているお宅も少なく無く、メンテナンス済みの方も多いと思いますが、そろそろとお考えの方のために、メンテナンスのポイントをご紹介させていただきます。

まず、メンテナンスの方法としては、大きく分けると「塗装」「張替え(or上張り)」の二択になりますが、イニシャルコストを抑えるにはやはり塗装が有効になります。

ただし、塗装の場合は下地が悪すぎると下地の処理費が高くつき、逆に張替えの方が安くなる場合もあるので、現状の調査が重要になってきます。

dezumi 1.JPGのサムネール画像

 

チェックポイントとして、まずは現状のサイディング材の傷み具合の確認から。 

 右の写真の様に、表面が凍害で剝離したりしていると、その上から塗装をしてもうまく密着しないので、またすぐに剥がれてきてしまいます。

こういった場合は、部分的に張替えることになりますが、年数が経過していると、メーカー側で同じ商品を製造していないことがほとんどです。

色については、周りと同じく塗装するため問題ありませんので、なるべく柄や厚みの近いものを探し出します。

 

 

 

 

dezumi 2.JPGのサムネール画像

こちらのお宅でも、同じ商品は既に廃盤となっておりましたが、タイル調で目地の数が同じものがあり代用しました。

  交換したのは「出隅」と呼ばれる外壁の角に使用される部材のみで、全部で9ヵ所ほど。数万円の費用で交換できました。

幸い、サイディング自体の凍害や割れ、大きな反りもなく、この出隅以外は交換する必要がありませんでしたので、「塗装」の選択が可能でした。

これが、あそこもここもと多くなってくると、費用がかさみ、「張替え」との差が無くなってきてしまいます。

ですから、傷んでいる部分が見受けられる場合はプロに調査を依頼し、「部分張替え+塗装」と「全面張替え」の両パターンで見積してもらうと良いでしょう。

 

 

 

来週も、窯業系サイディングの塗装についてお話します。

 <k.sugano>

 

 

 

 

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