北海道にも「シロアリ」っているの? その①

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長かった冬も終わり、ここ札幌もすっかり春らしくなりました。

この時期になると、我々のような札幌の建築業者は、冬眠から目覚めたかのように現場の動きが活発となります。特に冬期間施工できなかった外部の工事が多く、あちらこちらで足場が架かりはじめるので、その光景を見ると「いよいよ来たな!」と、私なんかは春の訪れを感じるものです。

春になって目覚めるのは、当然私たちだけではありません。

動物や植物、虫たちも動きが活発化してきます。

その中で、私たちが時折ご相談を受けるのが、「蟻の発生」についてです。

毎年4月から6月くらいにかけてが多いような気がしますが、「室内に大量の蟻が発生したので、ちょっと点検してほしい」と、ご連絡をいただくことがあります。

皆様そうですが、蟻が大量発生すると「柱が蟻に喰われているんじゃないか!?」、「このままでは家が傾くのではないか!?」‥などと、心配になってしまうそうです。

 

また、こういったケースで、

「シロアリではなかったから、大丈夫でしょ?」 

と、質問されることがよくあります。

 

ところで、皆様は「シロアリ」を見たことがあるでしょうか?

私はこの業界に入り十数年になりますが、一度も見たことがありません。

「北海道では、寒すぎて越冬できないからいないよ」と、以前聞いたことがありますが、実際はどうなのでしょうか?

 

日本では18種類のシロアリが知られており、そのうち5種類が建物に被害を与えるそうです。

その中でも、「ヤマトシロアリ」という種類のシロアリが日本で最も広く分布しており、北海道北部を除く全土に生息しているとのことなので、ここ札幌でも実際には出てもおかしくはないようです。

ただし、「シロアリ」は光に弱いため、柱や土台などの木材を食い荒らす際には、木材の内部だけを表面ぎりぎりまで食べ、外には出て行きません。

また、移動する際にも、蟻道(ぎどう)という土やフンなどで作ったトンネルの中を通るという徹底ぶりですので、人目に出ることはほとんど無いようです。

ということからもしかすると

「どこにでも存在はするけれど、見たことが無いだけ」

なのかも知れません。

 

とは言いましても、私も仕事上、腐った土台や柱を数多く見てきましたが、その中に「シロアリ」がいた事や、いた形跡を見たことは一度もありませんし、仲間から聞いたこともありません。

いろいろとうんちくを申し上げてしまいましたが、ここ札幌においては、

「シロアリの心配は、ほとんど無いでしょう!」

と、いうのが私の見解です。

 

話は変わりますが、「シロアリ」は単に「白い蟻」のイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実は蟻の仲間ではありません。私も始めて聞いたときはちょっと驚きました。

「蟻」は「ハチ」の仲間だそうですが‥

 

ちょっと長くなりそうなので、また来週「蟻」についてお話ししたいと思います(笑)

 

<k.sugano>

 

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