小屋裏換気の重要性たるや・・・

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 普段何気なく暮らしている住まいにも、何だか知らないが隠された機能が遺憾なく発揮され、建物を守っているというものは沢山あります。

今日はその中で、「小屋裏換気」の大切さを目の当たりにしたケースをお話しします。こちらは2年前から雪の季節になると、2階の天井から「すが漏り」が発生しその都度屋根の点検を行い、板金の状態やコーキングの劣化等を確認してはいるものの、なかなか確実な原因が分からずに応急処置をしていましたが、今年も同じ現象が起き、いよいよもって最後の手段として、板金を捲ってみようということで捲ってみたところ・・・・・

IMGP1857.JPG            ▲見てビックリ、板金の裏側にビッシリと結露が発生していました!

 

結露は通常、温度差のあるところに湿った暖気があるときに発生します。例えば冬に暖房で温められた空気が天井を抜け、小屋裏に上がり、防水シートまで達します。防水シートは空気と水分を通さないので、ここで上から冷やされた防水シートと湿った暖気が接し、湿った空気が冷やされ水滴になり、野地板上に滞留します。この結露を放置すると、屋根材の腐食につながり、今回のように、すが漏りだと思っていたものが、結露が原因で雨漏りの如く天井を濡らすほどの水分を発生するのです。

こちらの住宅では、もともとの屋根(勾配屋根)から無落雪屋根に改築した際、既存の板金をそのまま残していたため、数カ所に換気は設けていたものの、数が少なく、新しい屋根との間で結露発生していました。

 

IMGP1860.JPG幸い、小屋裏の換気を増やすことで大事には至りませんでしたが、小屋裏換気の重要性がはっきりとわかる実例でした。

 

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